悪魔の館へようこそ
「羅夢…、本気?」
「本気よ。
そうでなきゃ、3人も
住ませるはずないでしょ。」
食費も水道代も電気代も
全部あたし持ちなんだから。
「そんなの話違っ…。」
「知ったことじゃない。」
おじいちゃんが
何て言ったかなんて
関係ない。
「出て行くなら
出て行ってくれていいよ。
その代わり今日中にね。」
一つでも残ってたら
捨てるから。
「今から新しい部屋
探すの大変だね。
転校の手続きも。」
「「「〜っ!」」」
「どうする?」
待ってた。
ずっとこの時を。
おじいちゃん、
ありがとう!
「悪魔の館へようこそ♪」
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