悪魔の館へようこそ



宗士side



どうしよう…。

全く料理出来ない…。


「宗士、ちょっと。」


リビングから出ると、
颯太と海斗が
深刻そうな顔をしていた。


「どうする?
宗ちゃん、料理
出来ないだろ?」


頷くと、


「やっぱり。」


と返って来た。


「何か考えないとな。
羅夢ちゃんの機嫌を
良くさせないとな。」


機嫌悪くはなかったと
思うけど。

どうにかはしないと。


「宗ちゃん!
ここは色じかけ作戦だ!」


へ?

俺とは無縁な作戦
なんだけど…。


「何すんの?」


.
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