悪魔の館へようこそ
よし。
「いい匂い。
出来たの?」
「うん、運んで。」
颯太くんに運んでもらって
お皿などを用意してる間に
海斗が階段から降りて来た。
「宗ちゃん、
今起きたから
もう少ししたら
降りて来るって。」
良かった。
本当良くなったのかな。
「これ、開けていい?」
「いいよー。」
ふわーっと舞う白い湯気。
美味しそう♪
階段を降りる音が聞こえた後
宗ちゃんがリビングに
顔を覗かせた。
「あ、宗ちゃん。
大丈夫なの?」
「うん。」
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