ぎゅっとして
「うん。今高一で・・・・・」


そう言っても慧は怪訝な顔で。


「なんで弟なのに明日の約束?」


「それは・・・・・」


「それは?」


「・・・・・あのさ、歩きながら話さない?」


あたしの言葉に、慧はちょっと考えてから、肩をすくめた。


「・・・・・わかった」


その言葉にほっとして・・・・・


あたし達は歩き始めたのだった・・・・・。




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