メイドなあたしとイジワルご主人様。
「いいえ。いいんです。裕介が無事なので。
溝井さんは一回帰って頂いて大丈夫です。念のため、連絡先だけ、教えてください。」


その辺にあったメモ帳に、電話番号を書いてもらって、溝井さんには帰ってもらった。


そして…


あたしは裕介の病室まで走った。

足音を立てないように。
< 169 / 358 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop