メイドなあたしとイジワルご主人様。
階段を上りきった所で、会議室のドアの前に2つの影があった。


裕介と美紗だった。

そして2人は…キスをしていた。


しかも、体勢的に裕介からって感じ。

なんで裕介が…?


怒りと悲しみが一気に押し寄せてきた。

「ちょっと、裕介!」


あたしがそう叫ぶと裕介はやばそうな顔でこっちを見てきた。

「楓…。悪い。」
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