メイドなあたしとイジワルご主人様。
Side.seito


俺は楓と裕介が隣で抱き合っているのを横目で見ながら美紗に本当のことを告白した。


「なぁ、美紗。俺、美紗が好きだ…。いや、愛してる。」

そういいながら、俺は泣いてうつむいている美紗の背中に腕を回した。


「聖斗、のバ、カ。私も好き。遅いのよ…。」



そういいながら、美紗は俺に抱きついてきた。

「なぁ、美紗。今日、裕介と過ごしててどうだった?」


俺は見ていて苦しかった。
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