メイドなあたしとイジワルご主人様。
なんて思ってたら、裕介が振り向いた。

「おっそい。まぁ、可愛いから許すけど…。」


ちょっと顔が赤くなってるし。

あたしまで恥ずかしくなるんですけど。


あたしは螺旋階段を駆け下りた。

今日の洋服はピンクのワンピ。


まるで王子様が待っててくれているみたい。

階段下で手を差し出して待ってる裕介。
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