メイドなあたしとイジワルご主人様。
「―…一生、俺と一緒にいてくれますか?」

見てみたら、その布はベールだった。


プロポーズだけど、なんだか、結婚式みたい。

「はい。神に…誓います。」


本当の結婚式みたいにあたしは答えた。

そして、裕介に問い掛けた。

「一生、あたしと一緒にいてくれますか?」

にっこり笑った裕介。


「はい。すべての神に誓います。」

そう言って、あたし達はキスした。


まるで結婚式のように。
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