メイドなあたしとイジワルご主人様。
「裕介ぇ。ここの棚の上の物も見てみる?」


とか言いながら、小さな体をピョコピョコさせている楓。

可愛いな。

「おぅ、届くか?」

なんて言ったら、怒った顔をされた。

「届くもん。これぐらい。」

おっもしれぇ。

「はいはい。そうでしたね。」

そう言って、心の中で笑いながら、俺は自分のやっていた方へと戻った。


その時だった。楓の怒りに触れたのは…
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