メイドなあたしとイジワルご主人様。
でも、すぐに笑顔に戻った裕介。

「おう。じゃあ、俺が南京錠の方な。」


そう言って、2つを手にとった裕介。

レジに持っていって、帰ってきたら、鍵の方をあたしの首にかけてくれた。


キュっと握り締めたら、裕介が頭を撫でてくれた。

こうやって、裕介に頭を撫でてもらえるのもあとちょっとかぁ。


あたし、裕介に頭を撫でられるのが好きなんだよね。


大きな手のひらで、ふんわりと撫でてくれて。
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