メイドなあたしとイジワルご主人様。
「ふーん。じゃあ、今日は遅いから、明日、一通りやって見せろよ。」

「かしこまりました。」

裕介様は立ち上がると、あたしの方に向かってきた。

な、何!?

目の前までくると、あたしの頭をポンポンとした。

は?子ども扱い?

「よくがんばりました。一応だけどね。それから、2人だけのときは、『裕介』って呼べよ。」

なんで呼び捨て。
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