Office Love 〜社長と私〜






「ちょっ・・・!」




社長がいきなり倒れるから、私が社長の事を押し倒している形になっている。






「そんなに積極的だなんて知らなかった。」





「なっ、社長が勝手に倒れただけです!!」






離れようにも、腕を掴まれて離してもらえない。




この体勢は本気でやばい。





「離して下さいっ!」




「なぁ?試しに襲ってみろよ。」





な、にを言ってんのよ!





「お、襲うわけないじゃないですか!」




「そうでもないだろ?お前が押し倒したんだから。」





まだ言うかっ!私が。じゃなくて、社長が倒れたんでしょー!!






「とにかく無理です!!離して下さい!!」




「襲うのは無理でも、キスぐらいなら出来るだろ。」



しれっと言ってのける、あんたは何者よ?!





ほら。と小さく呟き瞼を閉じる社長。





ほら、じゃなーーい!!!




< 41 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop