Office Love 〜社長と私〜




何か企んでいるような笑みを浮かべながら言った社長。





あ、あやしい。





「な、にを考えてるんですかっ?」



「いーや、べつに?」





なにもないって顔じゃない・・・。




疑いの眼差しを社長に向ける私。






「そんなに警戒すんなよ。・・・まぁ、そのうち・・・な?」





「い、いいいりません!」




さり気なく私の腰を撫でている手を掴みながら断る。





「遠慮するな。貰えるものは有難く貰えよ。」





「絶対いらないです!」





断固拒否!!




だって絶対ろくな事じゃないもん!!






――コンコン





あれ?





いきなり社長室の扉がノックされた。




秘書の人かな・・・??





< 63 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop