空の少女と海の少年
学園長が右耳の小さなピアスに触れると
銀色だった宝石が緑色に光った
「……私よ。新しい生徒が来たから案内をしてあげてちょうだい。人数は4人、年齢は高校生くらい。…寮の割り当て?そうねえ…」
学園長は少し考えて微笑む
「特別寮の15階。あそこ、まだ2部屋空きあったでしょう?…ええ、大丈夫よ。じゃあ後は頼んだわよ」
要件を簡単に伝えると
今度はまた別の場所に通信を繋げる
「あー、忙しい忙しい」
学園長は面倒くさそうに呟いたが
その顔は楽しそうに綻んでいて
「空と海は世界を救う…私の見た未来は正しかったみたい」
しかし、それは嬉しいことであると共に
これからの未来が大きく変わることを意味していた
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