空の少女と海の少年


『……なんの用だ。』

「春ちゃん覚醒させてよ。」


蓮が黒い笑顔でお願いすると
頬杖をついてふてくされてる
魔神様は適当に返事をした

だがしかし


『……ちょっと待て、覚醒?無理無理無「お願いね。」……。』


さっきよりも更に黒い笑顔で言われて
素直に返事をした魔神様が
指を鳴らして目の前に
小さなベッドを出すと
蓮はそこに春を寝かせた


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