空の少女と海の少年


あれから色々話したりしてたら
もう夜の10時になった


「早く話を聞いた方がいいからさっさと寝ろ。」


と言う由紀様の命令により
3人は速攻でベッドに入った

そして今は──


「……あ、蝶々。」

「……空が青いぜ〜。」

「ユラはどこにいるんだよ……。」


3人はお花畑で道に迷っていた

どこを見てもお花畑しかない
止まっていても仕方ないので
てくてくと何分も歩いていた

奈々はイライラして海斗に怒った


「ユラって呼んだら来るんじゃないの?いつまでお花畑なのよ!」

「知らねえよ。」

「……おい!家だーっ!」


大声で叫びながら走っていく陸
奈々と海斗も¨家¨に
反応して走り出した


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