空の少女と海の少年


「──実は春は結構前から海斗の事が好きだったとか?」

「でもそれが恋だとは思ってなかった。」

「そうかもしれないわ!」


マスターお手製の
ラングドシャを食べながら
恋バナに花を咲かせる
奈々と由紀は
やっぱり女子高生

陸は横でふてくされながらも
ちゃんと話を聞いていた


「やっぱり蓮の存在は大きいわね……。海斗がさっさと告ればいいのよ!」

「古賀君、告白してたよ。」

「「……はあっ!?」」


奈々と陸が
なんで!?どうして!?
と質問攻めにすると
由紀は千里眼で視た事を話し出した


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