ラヴドロップ


『謝らなきゃいけないのは俺だ…まぢごめん…』



『え…?先輩知ってるの?』


先輩は悲しそうな顔で言った。


『あぁ…俺…今まで何人とも付き合ってきた…軽い気持ちでさ………でも…瀬那と出会って…いけない事だって分かった…俺は…初めて本気で愛しいと思える人が出来た…

それは瀬那だよ…だから何があっても離さない…』



そう言って先輩は私の額にやさしくキスをした。
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