ラヴドロップ




先輩はポケットから飴を取り出した。


『瀬那…飴欲しい?』



恋の飴ー?


『うん…』


私は顔を赤くして言った。


すると同時に唇が重なった。


『ん〜せんぱっぃ…』


先輩の舌と飴が入ってきた。



先輩がくれた飴がないと私…立ち直れなかったと思う。




私は唇が離れた時先輩に抱きついた。


先輩は驚いた様子でこう言った。




『瀬那…?どうした?傷…痛むのか?』





『ううん…先輩ずっと私のそばにいてくださいね…?』


先輩は軽く笑った。
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