ラヴドロップ
『瀬那ー?大丈夫?』
放心状態になっていた私を瞳は心配してくれた
『……』
私は言葉が出ない。
何あの女の人…
その女の人はとても美人で多分、梶原先輩と同い年なんだと思う。
私って遊びだったの?
最初から私なんて見てもくれてなかったの?
私は梶原先輩をずっと見ながら放心状態だった。
その時だった。
その女の人が梶原先輩に抱きついてキスをした…。
意味分かんない。
私は泣きながら走って逃げた。