ラヴドロップ



私は騙されていたんだ…


頭の中にはそれしかない。

次々と溢れ出してくる涙…



私は信号の前でしゃがみこんだ。

『うぅー…』


今の私には泣く事しか出来なった






『君どーしたの?』



知らない男が声をかけていた。


『別に』



私は立ち上がって帰ろうとした瞬間…その男に腕を掴まれた。



『ちょと相手してくんない?』




何この人…


やだ…怖いー…
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