ラヴドロップ


 先輩のバカ・・・

やさしくしないでよ・・・

もう ほっといて・・・

 

 『もう疲れちゃった・・・』

私は一人で呟き街の中を歩いた。


  『あれ?瀬那?』

私の前に現われたのは中学の時の友達

   緒川亜由美 オガ アユミ だった。

亜由美とは今も仲がいい不良系の友達・・・



  『亜由美ィィーー』

  『やっぱりぃ!久しぶり!・・・ってヵなんで泣いてんのょ!』


   『ちょっとね・・・』

  『なんかあったんだろぉぉ?大丈夫か?』

   『大丈夫!心配かけてごめん!』

   私は涙をぬぐって笑顔を見せた。



 『あんま無理すんなよ~?なんかあったらいつでもメールか電話してこいな!んじゃ!』

   『うん。ありがと♪ ばぃ~』




   こうして私達はわかれた。



なんか・・・1人になると寂しいな・・・



  そぉ思っているつかの間 梶原先輩がこっちに向かって走ってくるのが見えた・・・


どーしよ・・・



  私はとりあえず走って逃げた。
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