ラヴドロップ


教室に戻って席についた私…

瞳が心配して来てくれた。

『瀬那!?どこ行ってたの?なかなか帰ってこないから心配したよ…』

私にこんな友達がいて
すごく幸せだな…とつくづく思う。

『ごめんね…心配かけて…』


瞳には話したほうがいいのかな…犯されそうになった事…
『何かあったの?隠し事は無しだからね?友達なんだから!』


瞳… やっぱり私は瞳が大好き…いつも私の事を心配してくれる瞳が大好きだよ…



『瞳…あのね…』

私は瞳に全て話した。








私は強くなるってきめた、もぉ…泣かないって決めた。




だけど 今だけは泣かせて下さい。

瞳の優しさが嬉しくて…

だから今だけ…今だけ泣かせて下さい。
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