ラヴドロップ
『瀬那以外の女なんか見えねーよ。』
そう言って先輩は私の首筋に顔をうめた。
『せっ先輩?…ッ』
首筋を舌でなぞる梶原先輩。
『一生俺のもんって印し』
先輩はそぉ言って笑った。
先輩の笑顔に弱い私…。
この笑顔誰にも見せたくない…。
その瞬間唇が重なった。
『ん…』
先輩の舌が入ってきた時私は頭がくらくらして倒れそうだった。
息も出来ないくらいのキス。
『瀬那…大丈夫?』
先輩はそんな私を見て体を支えてくれた。
『ぅ‥ん大丈夫です‥』
『明日…卒業式終わったら俺ん家くる?』
先輩の家ー。
行くのは初めてではない。
卒業式の後も会えるんだ。と思うと瀬那は嬉しくてたまらなかった。
『はい、行きます。卒業式の後も会えるなんて嬉しいです!』
私がそぉ言うと先輩は
笑顔で『やったぁ』
と言った。