ラヴドロップ


式が終わった。

瀬那と瞳は顔を真っ赤にしてまだ泣いていた


『瀬那…お前泣きすぎ…』
するといきなり梶原先輩が表れた。

『だってぇー…ぅーっ』

泣き止まない私に先輩は
『卒業しても一緒だろ?』

と言ってくれた


『は…ぃ』

返事をすると先輩は私の頭を撫でてそっと額にキスをしてくれた。

『よし。いい子だ♪』


私は自分から先輩に抱きついた。









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