クローバー
マリアさんの綺麗な顔に見とれながらも話を聞いていると、それはフタバが予想していなかったものだった。
「私に…女神の力が…?」
「ええ。その紋様が現れた事で確信した」
マリアさんがそれ、と指差したのは、フタバの左手の甲にある古代文字のような紋様。
魔力を使えるようになった時に突然現れた文字。始めは分からなくて気持ち悪かったが、今では気にならなくなっていた。
まさかこの紋様が女神の証だなんて…。
「私に…女神の力が…?」
「ええ。その紋様が現れた事で確信した」
マリアさんがそれ、と指差したのは、フタバの左手の甲にある古代文字のような紋様。
魔力を使えるようになった時に突然現れた文字。始めは分からなくて気持ち悪かったが、今では気にならなくなっていた。
まさかこの紋様が女神の証だなんて…。