クローバー
「何もしなくていい。変に力が暴走すればフタバ自身が危険に晒される。だからフタバは極力魔力を使わず、城からも出ず、おとなしくしていなさい。女神の力を狙って誰が襲って来るか分からないから」
「狙われるんですか…」
「心配しなくても私達がちゃんと守る」
「はい…」
マリアさん達が守ってくれるなら何の心配もない。こんなに頼もしい上司、他には絶対にいないから。でも…。
まだフタバは不安だったが、マリアさんに電話がかかって来たのでフタバは部屋から出た。
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