クローバー
サヤが第二部隊に入隊してから毎日が忙しかった。
毎日のように王からの命令が下され、国を出る事も多く、国の中でも事件が起こったりして休む暇が無い。
だがそれは他の部隊の話し。サヤが忙しい理由は…。
「あーいい天気だなー」
窓を開けのんびりと日なたぼっこをしているセイ隊長の側をサヤは慌ただしく何度も行ったり来たり。私は何をしてる?
「お?第三部隊は訓練か…偉いね~」
「セイ隊長!」
堪らずサヤはバンッと机を思いっきり叩いた。
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