クローバー
追いかけようとするサヤの前にアッシュ隊長が立つ。
「追う必要はない。どうせ間に合わん」
「……」
例え間に合わないと分かっていても、セイ隊長は魔女の城に向かったはず。あそこには、セイ隊長の大切な人がいる。
セイ隊長…貴女は全てを失っても、あの女を助けるのですか。もしそうなら、私はどうすれば…。
開け放たれた扉を見つめるサヤに、レオン総隊長が指揮を飛ばす。
「二人には魔女の城の主要メンバーを覚えてもらう。女神は殺さず、捕まえるように」
「追う必要はない。どうせ間に合わん」
「……」
例え間に合わないと分かっていても、セイ隊長は魔女の城に向かったはず。あそこには、セイ隊長の大切な人がいる。
セイ隊長…貴女は全てを失っても、あの女を助けるのですか。もしそうなら、私はどうすれば…。
開け放たれた扉を見つめるサヤに、レオン総隊長が指揮を飛ばす。
「二人には魔女の城の主要メンバーを覚えてもらう。女神は殺さず、捕まえるように」