クローバー
「だからと言って、ヨツバから自由を奪うつもりか?」
「それが世界の為よ」
「世界の為にヨツバが犠牲になる事はない。それに、お前達こそヨツバの力を利用しようとしてるんじゃないのか?」
「それが何?」
「マリアさん…」
否定しなかったマリアさんに軽くショックを受けた。
マリアさんはヨツバの事を考えて他から隔離する事でヨツバを守ってくれていた。マリアさんの部下になった時だって嬉しかったし、マリアさんだって温かく迎えてくれた。
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