クローバー
この足音は間違いなく騎士隊のもの。
「くそっ!早過ぎるだろ!」
セイは毒づき、そしてヨツバの手を取って走り出した。
こんな所でまともに戦えないという判断か。
だが背後ではマリアさんがヒナタに命令を下し、ヒナタが追って来る。
本当にまた戦争が起きるのか。もしそうなら、私はどうすればいいの。
ねえ、セイ。お姉ちゃん。
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