クローバー
セイが力強く言った瞬間、指輪が淡く光り始めた。
「!?」
突然の指輪の変化に唖然としていると、ヨツバが小さく呟く。
「セイ…その指輪って…もしかして冥界への指輪?」
「何だ…それ?」
聞いた事の無い言葉に首を傾げるセイ。そんなセイにヨツバが説明する。
「女神の力で強力な力を手に入れる事が出来るの。その指輪に女神の力を流せば」
「女神の力を…」
女神の力なんて使えるのか?ヨツバでも制御出来ていないのに…。
< 305 / 331 >

この作品をシェア

pagetop