クローバー
だが、何気なくセイが剣を手にすると簡単に鞘から抜く事が出来た。そしてレオンが、
「この剣は君を待っていたんだよ」
と言って、その日からこいつはいつも私の腰にいる。あの日は、そう…第二部隊の隊長に就任した日だった。
セイ自身、自分の手に馴染んでいる剣を取り出したと同時に、騎士達も細身の剣に手をかけた。
「貴様!民間人の武器の所持は禁止されてると知らんのか!」
「知ってるよ、バーカ」
その瞬間、騎士の顔が一気に赤くなった。
「この剣は君を待っていたんだよ」
と言って、その日からこいつはいつも私の腰にいる。あの日は、そう…第二部隊の隊長に就任した日だった。
セイ自身、自分の手に馴染んでいる剣を取り出したと同時に、騎士達も細身の剣に手をかけた。
「貴様!民間人の武器の所持は禁止されてると知らんのか!」
「知ってるよ、バーカ」
その瞬間、騎士の顔が一気に赤くなった。