バイバイ、Sky Blue
「自分もじゃん!!自分だって今日も遅刻じゃん!!」



「俺は自転車だから間に合うんですー」



「じゃあ乗せてってよ!!」




「ヤダ。」




なんで!なんで!何か意地悪になってない!?



「何でよケチ!!圭人、なんか意地悪!!」



「昨日は初対面だからちょっっと優しくしてあげたんですー
てか、さとみからかうの超たのしい+゚」



そんな本当に楽しそうな顔で言われても




「さぁて、そろそろ行くかー」



「えっ!?」



この野郎!!ホントに置いてく気か!!



「何やってんの」




「はぃ?」




「はやく乗れー」




「………乗せてくれんの?」




「だから乗れっていってんじゃん」



あたしはその言葉を聞いて黙って後ろの荷台に乗った



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