バイバイ、Sky Blue
「今日は木曜日だぞ?」



でもそんな圭人の言葉で場の空気は一転する



「ははははっ!!日曜だよって!!」



「ぶはっ、お母さんって!!なにが!?」



「ぎゃはははは!!」



何でそんな笑ってんだ。とか思いながらも、アタシも何かおもしろくなってきて



みんなずっとずっと笑ってた





「さとみ!!帰るぞー」



そう、圭人に呼ばれて立ち止まったのは


すっかり良くなって、午後から授業に出てたアタシは、



「何々??乗せてってくれんのー??」



「一緒に帰るって言ったら絶対お前乗ってくだろー??」



「うはは、その通りー」



そんな風に笑いながら自転車にまたがる



「そろそろ中学にも慣れてきたなー」



「だねー」



「さとみ倒れるけど」



「ムッカ!!今日から鍛えるし!!」



「ハイハイ、がんばれー」



そんな事話してたらすぐ家についてしまった



「そんじゃぁ、また明日ね」


「おー、じゃーな」



圭人と話してたらすぐ時間がたっちゃうなぁ


もう少し長く話してたいよ


そんなことを思いながら圭人の背中を見送った







< 33 / 70 >

この作品をシェア

pagetop