バイバイ、Sky Blue
「おっはよーメイちゃん!!」



1-3の教室に入ったあたしは先に教室にいたメイちゃんに声をかける



「おー、おはよ。さとみ。今日も2人で来たのー?」



「んなっっ!?なっ、何で知って??」



その言葉に驚いてつい声を張り上げる



「だって圭人に家教えたのあたしだもん」



あっ、そっか



「あぁ!!圭人が言ってた!!」



そっか、そっか、謎が解けたよー



そしたらメイちゃんが何か言い足そうな顔してる



「何???」



「さとみってさー」

「んー?」

「圭人の事スキでしょ」

は、い?
今何て言いました?
あたしの頭は一瞬フリーズする

「あ、あの、もう一度…」

「だーかーらぁ!!さとみ、圭人が好きなんでしょ?」

え?
え?
え?

「えぇぇぇぇぇぇぇ―――!!!???」

「ちょっ、声でかい!!」






「なっ、なん?なん、なん、何で知って…!!」



「驚きすぎー。その反応、さっきと同じじゃん」



「だって!!待って、待って、メイちゃんに話したこと無かったよね??」



「無いけどわかるよー。だってさとみ、体中からスキスキオーラ出てんもん」



何ソレ。あたしってそんなわかりやすい??



「じゃっ、じゃぁ、圭人も気付いて…?」




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