バイバイ、Sky Blue
は?は?は?





「うきゃぁぁぁぁーーー!!!」




あたしと男の子を乗せて、自転車は凄いスピードで走り出した。




「いやぁぁぁぁぁーーー!!!とめてとめてとめてぇぇぇーーーー!!」




そんな風に叫んでいる内に学校に着いた。




頭がくらくらして立てない。
すると男の子は無理やりあたしを自転車から降ろして手を掴んだまま走り出した



「ちょっ、まっ、離し――――」



「到着」




「は?」




気付くとそこには、涙目のあたしと男の子を見つめるクラスのみんなの視線



はぇ?



「センセー!!ギリでセーフだよな?」



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