バイバイ、Sky Blue
「とりあえずっ、やんないよりマシだろ?」



まぁね、それは言えてる



「わかった…、やってやろーじゃないかぁ!!きょーとーせんせー!!」



「共同戦線だっつの!!」



圭人の家に着いた



別に、いたって目立つ所は無い。ウチみたいな普通の家



そういえば…お母さんが出てったって言ってたよね



じゃぁ、ご飯とかどうしてるんだろ



「ね、ご飯とか、圭人どうしてんの?」



その瞬間、圭人は一瞬固まる



あ、聞いちゃダメなこと聞いたかな



「……コンビニ……とか?」



一瞬アタシは耳を疑った



「…毎日?」



アタシが聞くと、圭人はコクンと頷く



何か可愛かったけど、そんな事思ってる場合じゃない



「ダメだよ!!体わるくしちゃうよ!!」



「いや…オレだって妹とかにちゃんとした飯、食わせたいけど…料理できないし」



…そっか…圭人なりに気にしてるんだ



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