鳥籠の華
 



「それにあいつは長年連れ添っている俺等にさえ自分の事を話そうとしなかった…」




話してくれないことに寂しさを覚える時もあるが



それは決して、



信頼されてないわけじゃないことはわかってる




そしてもう一つわかること…




それは―――…





「俺等だけじゃあいつを救えない」



「ええ…」




悲しいけどこれが現状。





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