鳥籠の華




「…じゃあね、」




そう言いマリと共に扉を開け出ていった──…。




「…気を付けていないと危ないわね。」



チトセが呟くように言った。




「早く、ファイ様に知らせないと…!!」



俺は目を閉じた




──ファイ様!!



……。




返事が…無い。





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