鳥籠の華




…ファイ、様……?




「…私も駄目だわ。」



「…っ、部屋へ行こう」




バルドの言葉にチトセは黙って頷き



ファイの部屋へと歩き出す。





頭の中で蘇る



───あの日の過ち…。





俺は考えないようにと頭を左右に振った



今は…思い出に浸っている時間など無い。




ファイの部屋の前についた。





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