鳥籠の華
┗揺れる瞳-サンside-
「――…ん」
「あ、サン様!!気がつかれましたか!?」
サンの小さな声に
直ぐ様反応しチトセが駆け寄ってきた
「よかった…皆様、心配されてたんですよ」
「そうですか…」
安堵の表情を見せ
笑顔で話しかけるチトセに対して
サンはどこか遠くを見つめているよな表情だった…
…あたし……
――何してたんだっけ……?
――ああ…そうだ…
あたしはファイに―――……
メニュー
┗揺れる瞳-サンside-