鳥籠の華



しかし、サンはくしゅんとくしゃみをした




「…」


恥ずかしくて顔が少し赤くなるのを隠したくて俯く



そんなサンを見てシリウスはクスリと笑う


言葉とは対照的に体は正直だった




「良かったら今から私の家に来ないかい?」


「え…」



シリウスの言葉にサンは顔を上げる





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