鳥籠の華



コツコツ…


ファイの歩く音だけが部屋に響く。



その静寂を破ったのは…








「―――ハハハッ」




…ファイ笑い声だった。



「…」


その声にチトセは顔を上げる。



気づけばファイはチトセの目の前に立っていた。






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