鳥籠の華



「――…あ?」


違和感に気付きポケットを除く。



しかしそこにはいつも入っているはずのモノがなかった…。


どこに置いたのだろうと記憶を辿ってみる。













――カチャ…ッ



「――!?!?」


入り口辺りからした金属のぶつかる音に直ぐにそちらを見る。






そこにいたのは―――…












「お探しのモノはコレかしら?」






紫の艷のある髪の毛がやけに目に付いた…。





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