鳥籠の華





「ちょっと外の空気でも吸うかな…」






そう言って窓に向かって歩きだした。








しかし、かなり酔っているから覚束ない足取りで危ない…








「ご主人様、大丈夫ですか」






サンは心配して駆け寄った。












――そのとき…








「うおぉ…っ」






床に足が引っ掛かりついに転んでしまいました。








「きゃっ」









ご主人様は側にいたサンを押し倒すようにして倒れ落ちた。








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