鳥籠の華
 




「……」





サンのことを影から見てる男女の姿があった





「美味そうな女だ…」





男はそう呟き怪しげに微笑んだ





「けど…」





女が呟き視線をファイに移す





「なんで…っ、ファイ様…」っ




女は悔しそうに唇を噛みしめた





「大丈夫だよ…」




男は言う。





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