キヲク
「あの…さっきの人…誰ですか?」

「あの方は…由奈ちゃんのお母さんだよ。」



え?お母…さん?

私あんな人知らない…




「由奈ちゃん、今から真実だけを話すよ。頭が痛くなったら言ってね?」


そう言ってお医者さんは私のほうに向き直り、ゆっくりと口を開いた。
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