好きだけじゃダメ?!
「ねぇー。どうして?」
「ん?なにが?」

素知らぬ顔で着替えを始める瑛士に近づいた

近づいたと同時に私はすっぽりと瑛士の腕に抱きしめられる

「一緒に行きたかったから必死で申し込み探した
探したら落選になってた。ムカついて当選に変更させただけ」

「だけって・・・そんなの困る・・
だって、私無理!普通になんて出来ない。」

「大丈夫」
そう言って自信ありげに私を見つめる
「美歩が居ないと浮気しちゃうかもよ」
サラッと悪魔な言葉を放つ

「私で遊んでる?」

「違う。ほんとに側に居たいんだよ」

瑛士の腕に力がこもる
ん?着替えの途中・・・・

「キャー服着てよ!!!」

「あはは。今更?」
そう言って笑う瑛士がやっぱり私は好きだと思った
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